2014-04-01 第186回国会 参議院 経済産業委員会 第5号
ただ、人だけで全てカバーできるということではなくて、類似の特許案件について検索できるシステムであったりとか、全体をデータベース化する、こういったことでシステムとして対応できる部分もかなりあるのではないかなと思っておりまして、この点につきましても、我々として予算措置も含めてしっかりした取組をしていきたいと思っております。
ただ、人だけで全てカバーできるということではなくて、類似の特許案件について検索できるシステムであったりとか、全体をデータベース化する、こういったことでシステムとして対応できる部分もかなりあるのではないかなと思っておりまして、この点につきましても、我々として予算措置も含めてしっかりした取組をしていきたいと思っております。
○関谷政府委員 お尋ねのヨモギ特許案件でございますが、これは、五十二年二月、日本新薬株式会社から特許出願された「ヨモギ属に属する新植物」という案件でございます。
従来特許庁としては、特許案件の処理についてともかく全力をあげてきたと考えますけれども、何ぶんにも出願件数が毎年相当大きく成長してまいります。したがって処理件数、ただいまおそらく十五万件くらいになっておると思いますけれども、滞貨は累積をするばかりであって、まことに国民に対して申しわけないことだと思うのであります。
ただ、私ども今日の時点におきまして特許案件の処理が極度の渋滞を来たしているという事実、技術の進歩が非常に激しい速度において進んでいるということ等、特許行政の間の調和がはかられていないという事実に対して、行政責任者といたしまして何らかの方法を講じなければならないわけでございまして、反対の皆さんがおっしゃっておりますように定員、施設、予算その他その充実につとめますことは、けさほど小柳委員の御質疑にお答え
今日、特許案件が収拾のつかない状態にまで渋滞、山積をいたしまして、審査に五年近くも要するようになった原因は、言うまでもなく、特許の重要性を認識せずに放置し来たった保守政権の無為無策に基づくものでございまして、その前提として、科学政策が皆無にひとしかった自民党政府の無能によるものであります。
ことにいま御指摘のような特許案件につきましては賛否いろいろな御意見があることば当然だと思いますし、また、それは大いに歓迎すべきことだとさえ感じます。しかし、これに対応してどういう改正措置を講ずるかということになりますと、この改正は満点であると自負するわけでは決してございません。
で、これは御承知と思いますが、日本の特許庁に対しては、日本語で出願をするわけでございまして、向こうのいわゆる優先主張の切れる範囲内に、非常にあわてて翻訳してまいりますので、いわゆる相手方の出願を解読するには、非常に時間がかかるわけでございまして、現在いわゆる審査官のロードの五割以上、六割くらいまでは外国人の特許案件の審査に要しておるわけでございます。
争いのあります特許案件についていわば司法的な事務をやる関係でございます。これで五人、合計三十一人の増をお願いいたしておるわけでございます。実は三十一人でも計算上は殆んど本年度に出願されるものがどうやら完全に処理できるかという、計算をいたしますとそういうような程度になるのでありまして、従来累積せられております件数、これは殆んど一年分に近いものであります。